春の枝垂れ桜 秋の紅葉 四季の美を魅せる毘沙門堂

古都京都府には数多くの寺院が建立されました。

そしてこれらの貴重な文化財は日本の宝として大切に保存され京都の名所となっています。

京都府京都市山科区に存在する天台宗の寺院、毘沙門堂もその1つに数えられます。

毘沙門堂は文武天皇の勅願により大宝3年(703年)行基が開いたといわれており天台宗京都五門跡の1つで、その名前の通り本尊は毘沙門天とし、護法山安国院出雲寺という別名でも呼ばれています。

古の都、京都の名所とされる寺院の中でも開基から1300年以上が経つ毘沙門堂は特に歴史の深い名所のひとつで、数多くの貴重な文化財が奉納されています。

本尊の毘沙門天は七福神の1人でもあり大変に馴染みのある神様でもあります。
なので毘沙門天の知名度は大変高く、毘沙門の名称がつく毘沙門堂は数ある京都の寺院の中でも特に名前が知られています。

京都は四季の美しい街で、毘沙門堂も春には枝垂れ桜、秋には紅葉の名所として大変多くの観光客が訪れます。
紅葉が最も美しいのは11月中旬頃で、そのピーク時にはカメラを片手に年配の方も多く訪れ、その美しい風景をカメラに、また心の残し映像化しています。

紅葉の名所として誇る毘沙門堂ですが、本堂に入り、渡り廊下の外から見る紅葉の眺めは言葉を失う程の美しさです。

深紅の海の中に居るような圧倒的な世界。木々の葉が一面真っ赤に染まり古より変わらぬ美しさ悠久の真理すら感じられます。

まるで異世界へ紛れ込んでしまったかのようにも感じられるほどです。

毘沙門堂に限らず多くの寺院も参道に沿う紅葉がとても美しく本堂へ至るまでも心を和ませてくれます。

その中でも特に毘沙門堂の紅葉は見応えがあり、また境内からの眺めがとても美しいため高い人気があります。

金閣寺や銀閣寺など京都の別称とまで言えそうな観光名所などと比較をすると、確かに知名度は落ち、観光客でごった返しという賑わいまではありません。

あまり人が多い場所を好まない方にとっては、紅葉を楽しむ絶好の名所と言えるでしょう。

穴場とまではいきませんが、紅葉と平安から続く時の流れを落ち着いて楽しむには最高の場所です。