京都と言えば『金閣寺』『銀閣寺』などをまず思い浮かべます。しかし京都の寺院を語る上で、どうしてもはずすことのできない寺院があります。
その寺院の名は『知恩院』 開基は法然。
浄土宗の宗祖・法然が後半生を過ごし、没したという地に建てられた知恩院。本尊は宗祖の法然上人像、そして阿弥陀如来とされています。
知恩院は京都府京都市東山区にあり浄土宗総本山という大変に由緒正しく格式の高い寺院です。
知名度は『金閣寺』『銀閣寺』に劣るものの、その美しさや重要な文化財として京都を代表する寺院なのです。
日本の歴史を語る上で知恩院は非常に重要とされ、寺院内の三門、本堂、それらに納められているいくつかの書物が国宝指定されています。
知恩院の敷地内にあるいくつもの建造物や美術工芸品は日本の宝として重要文化財となっているほどなのです。
四条天皇から下賜された寺号は「華頂山知恩教院大谷寺」という長いもので寺の歴史を説明する時などを除いて通常は使われていません。
「知恩院」として呼ばれることが一般的です。
江戸時代に行われた大規模工事以降、庶民にとどまらず将軍にまでも厚い信仰を受けました。
また知恩院は紅葉の名所としても有名で多くの観光客が訪れます。
紅葉が美しい11月中旬~12月頭までは、多くの木々が紅く染まり知恩院を覆い尽くすほどです。
どの場所から見ても圧倒的な深紅の世界に訪れた人々は立ち止まり魅入ってしまいます。
知恩院の紅葉を更に美しくみせるのはに11月10日~12月2日までの期間に行なわれるライトアップです。
知恩院のライトアップは17時30分~21時まで。日中とは違った知恩院が見れると大変人気です。
本堂は美しい光を帯び、京都の夜空にその姿を浮かび上らせ、紅葉が色鮮やかな星のように知恩院を彩ります。
知恩院は自然との調和している寺院として最高の観光名所とされています。
自然との調和とは古来より日本人の心に脈絡と受け継がれる精神。
ライトアップのような人工的な美しさでさえ、上手く取り込み、古の香りを漂わせながら静かに、でも華やかに、知恩院は内なる美を秘めながら訪れた人々魅了します。